ふらん集

流星群2年 ふらんが運営するポケモンブログです

ポリクチリザX【S8シングル最高2022最終19××】

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 最近ブログ更新できてませんでした、ふらんです。

   S3以来の2000到達を果たしました!!

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 さらに!2/17に行われたスペクターさん主催の仲間大会に参加して優勝することが出来ました!戦績は8-2で僅差の優勝だったけど90人規模の仲間大会で結果を残せてうれしかったです。

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 ありふれた構築ではありますが、単体として、また並びとして気に入ってるポケモンがいるので記事にしてまとめました。最後には流星群が主催する仲間大会の宣伝もあるのでぜひ読んでいって下さい。

 

1.背景

 レートに潜っていて、使用している構築に関わらずポリクチによく負けていたため自分でも使ってみようとしたのがきっかけ。ブログを漁っているとポリクチガッサミミゲッコが多いことに気が付いた。なぜポリクチの後に対面寄りのポケモンが採用されやすいか疑問だったが納得のいく理由が見つかったためこの並びを使うことに決めた。あくまで個人的な解釈だがポリクチガッサミミゲッコにいたる理由をまとめておく。

・ポリクチ自体が対面寄り

 トリルを使用する構築はサイクル気味になるものだと先入観があったが、ポリクチにおいてはポリ2がトリルを貼って倒されてクチートに繋ぎ、基本的にはクチートが倒されるまで突っ張るという立ち回りになるため対面に近い動きをする。そこにもう一匹を合わせるとなると単体で相手のポケモン一匹以上持っていけるようなポケモンが必要になる。クチートが倒せる相手はせいぜい1~2体くらいであるためミミッキュやガッサのようなポケモンが合っていた。

・ポリクチが苦手なポケモンに強い

 ポリクチはトリル下で上を取られてしまうカバルドンや簡単に嵌められてしまうグライオン、有効打がないヒードランなどにゲッコウガミミッキュ、ガッサが刺さるため自然と採用できる。

 使ったことがある人には当たり前な内容だがこの構築の前提となる部分なので改めてまとめた。トリルという切り替えし手段とガッサミミッキュの存在で積み構築にはかなり有利な構築であるといえる。

 

2.個体解説

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クチート

157-150-106-*-75-70

157-172-146-*-115-70

 s6,7の記事を読んでいると剣舞はたきよりも冷P雷Pの型が多かった。どちらを採用するか迷ったが、今回の構築は対面寄りなため、目の前の相手を確実に倒すため技範囲を広げた冷P雷Pの型を採用した。そして少しBに振ることにより対面から勝てるポケモンを増やした。ここはDでもいいかもしれない。鋼に対する打点が乏しくなるためゲッコウガの技、リザードンの採用でカバーした。

 使用感は上々で予想以上にトリルが無くても多くの相手に勝てた。技範囲が広いためドランがいないサイクルやミミゲコガッサが弱いガルーラ、ロップ入りの構築に積極的に選出した。

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ポリゴン2

192-*-110-165-123-80

 一般的なDLの控え目HC。シャドーボールは重いテテフ、ガルド、ミミッキュの処理速度を速めたかったから。強いて言えば放電がいらないと思う。2000近くでは冷凍ビームにしていた。カバやバレル、カミツルギにいいダメージが入るため使用感は悪くなかった。

 Cが上がってトリルを貼れた場合のポリ2はだれよりも仕事をした。しかしCが上がらずトリルも貼れない場合は貧弱なポケモンとなってしまうので扱いが難しかった。

 ポリクチで上位の人の記事を読むと、「ポリ2の選出率は6位」や「ほとんど選出しなかった」などの記述があり疑問を感じた。流星群の先輩であるAdamsさんにこの疑問をぶつけてみると、「上手いプレイヤーは簡単にトリルを打たせてくれずポリ2が腐ってしまいがち、それならミミッキュキノガッサを選出する。クチートはトリルが無くても一体倒して裏に不意打ちを当てられればOK」との回答を得た。確かにある程度高いレート帯になってくると挑発を持つポケモンが増えていたり構築の中にポリ2の素早い処理ルートを持っていたりと活躍しにくい環境にあったと思う。最上位の人がsに振った身代わり持ちや恩返し持ちなどを採用している背景には素直な型だと対策がきつく張られているという面もあるのかもしれないと考えた。(話がそれました)

    2000付近では、ヒートロトムに変更した。ガルドコケコに強く出れる点を評価したが、あまりにもステロを撒かれてしまい動かしにくくなってしまった。

 

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キノガッサ

 135-193-100-*-80-122

 Bに振られた型。陽気ガッサのマッパを二耐えするミラーに強めな調整。(無振り個体を使用していた。Bに振った型を使っていたつもり)レートではBに振った型を使用していたが、環境には恐らくこの型だらけだったため乱数勝負になっていた。2メガ2Z構築なのでポリ2出さないときはほとんど選出していた。初手に置かない場合はステロを簡単にまかれないように、初手をゲッコウガから入るなどの工夫をしていた。

 

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ミミッキュ

 151-140-125-*-125-117

 ひと昔前のABミミッキュ。流用しただけなのでもっといい調整があるはず。

 ミミッキュより速いポケモンにはフェアリーZが刺さりやすいし遅ければ呪いから入る。低速サイクルに呪いがよく刺さるが上手いプレイヤーだとそれだけでは崩せないので後述のリザXと組み合わせて崩すようにしていた。

 

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リザードン

171-147-99-*-107-135

171-198-132-*107-135

 剣舞を入れて崩しの役割を持たせた型。フレドラを打ちたいポケモンにはニトチャ二回で事足りるため技範囲を広げた方が有効的であった。また逆鱗は自分がブルドヒを少し使った時に使われて最も嫌な技だったため採用した。崩しとして強かったのは勿論だが対面性能まで向上したため改めて強い技だと感じた。サブウェポンの地震は雷Pと選択だが、ドラン入りサイクルとギルガルドに多少強くするため、地震を選択している。

 サイクル構築にはミミッキュで呪いを残しリザと対面させ積んでいくことで崩しを行った。この2匹の連携による崩し性能は勿論のこと、対面性能も十分に高いため強力な並びだと思った。受けルに高い勝率を上げたが、ムドーの頑丈を盾に毒を入れられ、守るで粘られると負け筋になるため予め削りを入れることも必要だった。

 

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ゲッコウガ

 145-115-87-155-81-191

 めざ炎水Zを採用することによってミミッキュに対面から勝てる可能性が出てくるのが強み。カノンの方がミミッキュを倒せる確率が上がる、というかドロポンだとほぼ無理。身代わりはガルドやカグヤ対面で打ってアドを稼ぐ。サイクルを崩せそうな時は有利対面で身代わりをして崩しに行く。カノンを採用している都合上ミズZを気軽に打てないため様子を見ることのできる身代わりは相性がいいと感じた。ただ、身代わりの枠は水手裏剣やダストシュートも候補となる。レートではダストシュートを採用した。水Z+ダッシュでレヒレをいい確率で倒せていたためレヒレ入りサイクルへの勝率が安定した。とても技範囲が広い一方、ガッサに不利を取るため選出しにくくなった。

 レートが上がってくると、ゴーストZのミミッキュの割合が増えてくるため出落ちする試合が増加した。メガ枠を考えるとフェアリーZのミミッキュはあまり出てこないことに気がつき、ミミッキュの前で突っ張るのは悪手だと思った。

    しかしリザXで崩さないサイクルを崩せるという面で綺麗にハマっていたため外すことは出来なかった。

 

3.まとめ

 この構築はトリルによる切り返し手段を持つ対面寄りの構築であるため積み構築にはめっぽう強かった。ミミリザによる崩しも機能するためサイクルにも十分戦えた。一方グロス、ガルーラ、ミミロップ、バシャ等の物理メガに薄いと感じた。特にグロスは怯まないことを祈るしかなく、非常に重い相手であった。コケコのボルチェンでの対面操作と合わせて、コケコグロスの対策は必須だと思った。

 ポリクチを使うことで理解が深まり、自身の構築のレパートリーにポリクチを加えることが出来たので有意義であった。仲間大会での優勝は初めてでありモチベーションの向上にも繋がった。そしてなんとかS3以来の2000を経験できた。しかし構築としてまだまだ未熟なため、もっと突き詰めて行きたいと思う。

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました!冒頭で予告した仲間大会の宣伝をさせて下さい。ポケモンサークル流星群が主催する仲間大会「第二回流星杯」を4/27に行います!ふらんが中心となって運営していくのでどうぞよろしくお願いします。近くなったら公式ブログから記事を出します。景品は色UBを始め準伝個体も用意する予定です。奮ってご参加ください。

↓お洒落な宣伝用画像

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